こすが歯科医院
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どうにも難しいものです2

どうにも難しいものです2

2018/04/12

3)口由来の反射系は、如何ほどに?から発展する話もあるもんだ。
顎位反射という点を主体に捉えれば、顎位を整える時肉体に反射が起こる、技術としては特殊であるし、アッシはそれについて何も言わない。身体の真ん中という点に揃えば、きっと起こるのでしょう。ここにおいて、やはり厄介な事は真ん中が取れない時。あるいは、別の神経反射が機構としてある時。あるいは、その複合系。

丁半という五分五分で済むなら、医療サイドも嬉しい。でも、それでは許されないから一概に安全域にいるとは言えないというのがアッシの立場。約束されない有り難くない5分に転ぶ時、臨床は目も当てられなくなる。確実でない事を確実という捉え方もあれば、確実でない事に確実があるという捉え方も出来るのかもしれない。

痛みを感じるセンサーが身体中にあるとする時、別の視点が切り引かれるのかもしれない。痛みセンサーが働く必要が無くなる時、痛みを感じない。単純にここだけを切り離して、捉えたらどうなるのだろうとアッシは途中より考えるようになる訳です。この鍵の意味というか現症の持つ意味合いを見出すまでは苦しかった。

頸部を上って口腔に影響を与える反射がある。頚反射という。では、口腔を降りて体に与える反射があると考える事が自然じゃないか。この現症は学会に紹介する物の、中々ね。なら今度は母校の教室に行ってどうすれば基礎研究をして貰えるか。まずは聞いてみようと思い始めている今日この頃。訪ねると言うべきか訊ねるのは汗をかけばいいのですから。

早々、口の中の反射の見極めで苦しんだ事の一つが舌の空間把握能と舌反射の意味でした。これを一緒に出来ないと直感が働くも、一緒に捉えても平気という考えもあるのかもしれない。

当時ある疾患に罹患した医者が自ら舌反射の悪さを体験しこの悪さをしない環境をひたすら考えられた。歯科知識に照らし合わせ出来る事をある歯科医は考える。しかし、舌の空間把握能は如何にと不安も持ち始める。改善と共に、器質という言葉に拘りを持つようになる。器質性障害と器質的障害と言うべきだろう。この意味は如何に?
確かにその医者の症状は急速に納まっていく。全身症状になる。しかし、口の器質に相当する部分に対しどうしてもアッシは答えが見えなくなっていく。
そういえば、オリンピックでは『私はあなたを尊敬しているよ。とても立派なスケートだった。』そんな痺れるセリフを言われたアスリートがいた。信じられない程の敗者へのいたわりと思う。そんな場面に必死に付き合った側は、多分似た様な気持ちを持つのだろう。そこで収まれば『世の中にこれほど優れた人物がいたのか…』と感嘆と誇りを感じたのだろう。何かを残され、また己の本道に戻って行けばと益々輝く力を感じたのだろうか。

転換点は人生には色々とある。テレビでは、いよいよ治す道が出来上がったと啓蒙?さらには継承され、らしい。では、警鐘という側面はあるまいか?更に言えば、アホなだけが取り柄と残される感覚を覚える事があるのだろうか。
この世紀の発見は本物か?アホなだけに舌反射で本当に全てが分かるのか。中々治らない患者に不安を持つ藁にも縋る想いのある歯科医はその側面で治るのか意見を貰う。

全く持って駄目だった。ある患者は諦め、何も返す言葉は未だない。
ある患者は、舌しか見ないやり方を拒みアホなやり方に徹してくれと言って仕事復帰をしている。ビール腹になっている物の、10年ぶりに働いている。3年目にもうすぐ入る。アホに徹している内に治った。
何かを残すという意味の考え方を紹介する事は否定などするまい。己の本道に戻る通過儀式の時もある。驚嘆の思いが、自ら手掛けたいと啓蒙というか喧伝まで発展するとは考えてもいなかった。
患者を診る物のおかしくなる患者もいる。このままでは危ないと考える物の、さてはてどうする物かと思案をする。

確実でない事が孕む意味は、医療制度への悪い挑戦になる。
「何でも良いから舌の反射と顎ずれで身体は治る。自分が上手くいったから他人でも成功する。そこで、医療界にも歯科界にも警鐘するんだ。」幾つかは受け入れられても幾つかは関わりたくない。使命感と試みとは別の物と言った所か?

転換点は人生には色々とある。
使命感が貴ければ、一個一個科学に近付ける努力がいるようにアッシは思う。分からないが。一個一個科学に近づける事は、如何に自分が無力化常に思いしる事から始まらない。医療には責任だけは付きまとう。ここを保証するのが医歯賠責保険となる。組織体が違う時、医歯賠責が同列に扱わない可能性がある。その時、試みは実はとてつもない報復を受ける可能性がある。何からか、誰からかは怖くて考えたくない。

上手くいかず痺れ感がひどくなり悪化の一途を取る患者もいた。結局、アッシが引き継ぐ。
舌の空間把握能に本質があった。でも、痛みセンサーの反応が残る。ここについて見えるというか対処する手法を見出しているから、それを信じるしかない。考えている以上に器質的障害は厄介な事を知る。

己の本道に戻るか、本道を変えて生涯をかけて邁進を選ぶのか?20年間、別の視点に立てば30年考え続けてきたか調べ続けてきた側からすれば、そんなに瞬時に解決できるのか。未だに才能という言葉に焦がれる側は、敬して遠ざけるぐらいが賢明な所か。

続く

 

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