こすが歯科医院

顎異常の解析を人は(歯科医は)果たしてどこまで出来るのだろうという話。機器の精度はどれくらいだろう?

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顎異常の解析を人は(歯科医は)果たしてどこまで出来るのだろうという話。機器の精度はどれくらいだろう?

顎異常の解析を人は(歯科医は)果たしてどこまで出来るのだろうという話。機器の精度はどれくらいだろう?

2022/11/20

咬合異常の話をしています。

Saburinaです。

 

1)顎関節症と咬合異常との相関関係は言われて久しいがはっきりとはしていない。とのことでした。

  そこで、私は彼に尋ねます。

  「院長は、結構咬合異常を見出しているじゃないですか。」

  彼の答え、「うーん。難しいよね、、、私は市井の人、学会の人が見出し、公式的に学識に発展させ、学術へと    

  昇華して頂けないと、一般論には行き着かないと思うよ。」

  私は思わず声を出します。

  「"そこ"ってどこですか?」

  「嫌なことを聞くね(;´・ω・)。。。こう考えてみたらどうだろう。」

 

  ♢原因論はさておき、咬合式(静的・動的)には、影響が出てはいないか。この視点がどこまで歯科医サイドが持ち

   併せているのでしょう。  

   

  ♢高径性のトラブル。この確認をどこまで、臨床サイドがこだわっているのでしょう。

    

   少なくとも、最低線でも良いから、客観評価を行える事象の明瞭化が、当たり前に行われると良いのでしょうね。

   それが、彼の捉え方でした。臨床側も客観性で把握する運動を続けたら、見えてくる世界もあるのでしょうか。

 

2022.3.11 

 

2022.08.06

左側咬合高径が上がった訳ですが、小臼歯(奥から3番目・4番目)の被蓋関係を主に確認されると、何かが感じられるかもしれません。

或いは、最後臼歯の頬側関係を確認して頂いても、何かを感じられるかもしれません。

ある程度の臼歯咬合関係は、精密に拘っても、精密に拘らなくても接触は(顎がずれる、こんな表現で留めます。)担保されます。

問題は、その接触関係が生理的許容範囲なのか、生理的許与範囲外なのか。

ここにあるのでしょうか。

少なくとも、診査診断で、低位状況が分かった。

そして、顎関節症に罹患する。

厳しい現実かもしれません。

保険制度の建付けは、器質障害を担保させる事は大事にします。

しかし、その担保を保証する機能においては、そこまで大事に置かれていないようです。

*誤解なきよう、お願いしたいのですが顎関節の機能異常を調べる手法は、保険制度(医院側の申請と認可、それと機種限定ですが)

でも、認められています。

 

顎関節症は、機能障害を基本にその位置づけがあります。

誰が悪い、誰がおかしいという議論を持ち掛けたい訳でもありません。

 

そうなった時、どう対応すべきなのか。そういう事が起きない為には、どんな治療上の配慮があるべきなのか。

そうに対し掛かる、言葉は読み手のアナタのご判断に仰ぎたく思うのです。

 

更には、どう対応するにせよ、どういう配慮にせよ、そこには仕事の性格が隠されています。

当然、当院だけではなく、おそらく他の医院でも費用が掛かる可能性がある事もお含み置きして頂ければ

幸いです。

 

 

2)続けているうちに知った!?だって、歯科医療も経験科学に入る存在だし...

  ♢デジタル化で顎位・顎関節異常を見出す方法もある

  ♢当院も採用していたが、院長曰く、自分の能力的に分析に限界をかんじた。保険では機種限定ですが、

   診査する事も出来るように配慮されているそうです。

   詳しくは知りません(*_*;

  

  彼曰く「2次元を3次元で見るより、3次元にあるがままに見たい。そうすれば能力的に劣の人間でも、ある    

  がままを把握できる分、はっきりと分かる。」そう考えたそうです。

 

  PCで顎位・顎運動を■■(分析・解析)する事ができる...か。しかし、院長は

  「(院長の)能力的に咬合異常と関連性を繋げる事は出来なかった。」と言う。

  でも同時にそれだけのスペックがある機器にも関わらず、相関性まででとどまり、彼の能力では本質論にたどり着けない、と言う事らしい。

  ここに、私は違和感を覚えた。

 

 

3)単純化に活路を見出した院長

  彼は自分の能力では、PC上からエラーを確実に見つける事はできない。

  これを受け入れるしかなかった。同時に、咬合異常と顎関節症の相関関係以上に、その関連性を見出す作業が困難であった。

  これは、勘違いしてほしくないのですが、うちの院長の能力ではという、断りを入れます。

  他の先生の場合は、完璧に出来るのかもしれません。

 

  単純化と従前から存在する咬合器上での分析。この作業に拘れば、活路が見出される。

  そう考え改めたのが、ここの先生でした。但し、精度と言う視点では、相当に拘られたようでした。

 

  経験科学の性格があるなら、それを極めれば精度も上がる。

  そんな事を悩んだ末に決断されたのでしょうか。今は、(私にとっては、未知の)顎運動を分析する機器(PC)は当院にはありません。

  車一台分破棄する決断ってどんなエネルギーなのだろう。(機器の値段の話です)

  とても想像します。

  そんな当院の歴史の紹介になっちゃいました。

 

  サブリナcheekyワイズ

*顎異常解析の機器が優れものであれば、学会にその報告がバンバン出てきて、治癒の報告も相当にあると私は思います。

私は、素人なので、院長の読む業界紙を素人なりの覗き見を試みますが、あまりにこの手の報告は貧相と感じる時があります。

たまたまなのかもしれませんし、私が知ろうと思って、覗いたタイミングが悪かった場合もあるかもしれません。

でも、実際に優れもので、バンバン分かるものであるならば、こんなに顎の症状で悩む人も少ない気がします

実際は、どうなのでしょう。

 

①ある状況なら、凄く分かる。②総論的な異常は分かるが、機器自体、完璧に解析する能力は無い。③使用する歯科医の能力が低すぎて、機器のスペックを活かしていない。④機器の解析能力にまだまだ開発課題が残っている。⑤その他 

 

これぐらいしか、素人の私には思いつきませんが、皆さんはどうお考えになられますか?    

  

 

 

~風の便りとしてお受け止めください~

当院の記録であり、正しい考えを述べているわけではありません。

記録に対する、解説と承知ください。

  

 

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