こすが歯科医院

顎関節症の原因が歯の補綴の高さが高い時は、咬合調整もありでしょう?では、違う場合は?そんな話です。

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顎関節症の原因が歯の補綴の高さが高い時は、咬合調整もありでしょう?では、違う場合は?そんな話です。

顎関節症の原因が歯の補綴の高さが高い時は、咬合調整もありでしょう?では、違う場合は?そんな話です。

2022/12/10

Sabrinaです!!!('ω')ノ

 

咬合異常に伴う顎関節症の話をしています。

ここで幾つか再度整理を図る必要があるのかなって思うのです。

 

1)顎関節症➡スプリント療法という考えに対し、当院でも痛みが酷い時、対処的に選択する

  事があります。

  あるいは、スプリントで回復が見込める患者は、それ以上の追及はせず、スプリントでそ     

  の回復を待つことがあります。    

   回復を見込める患者の場合、一回でその治療を終えることが殆どです。

 ※来院回数は型取り・セット・調整と日程が別ですので、2~3回(4回の時もある)の日数は

  お願いしています。*殆どと言う意味は、1回で必ず終わるわけではありません。

 

2) 当院がスプリント療法にだけ頼らない訳

  原因が明確な時、原因が明瞭にしなければならない時、どう考えるか。

  言い方をかえましょう。

  回復が見込める場合、大事にする必要はないでしょう。

  この大事にしなくても良いというのは、顎関節症のガイドラインで記載されています。

  問題は、本当にこの症例はスプリントだけで回復が見込めるかどうか。

  この一点に尽きます。

  この見極め方に歯科医の能力があるのかもしれませんが、どうなのでしょう。

 

  院長を観察していると、スプリントだけで行ける/スプリントだけで果たして期待する

  効果があるのか。この点だけを、時に絞り込んで診療している気がしています。

  患者の立場になると、スプリントで落ち着くならば、それで良いのでしょう。

  果たして、スプリントで無理な場合、どう考えれば良いのでしょう。

 

3)別の原因で顎関節症になっている場合、それが今日の紹介している咬合異常になります。

  

  時に、唐突ですが、こんな一文を私は目にする事があります。問題が無い様、咬合を調整します。

  こんな文言が紹介されている時、これが歯の丈が高く、それ自体問題があれば、その通り

  なのでしょう。

 

  しかし、逆に足りない場合は???

  ここに隠された問題が、あるいは課題がある場合、さてどうしましょうか。

  前に紹介したKr.(患者)です。

  

 

術前

 

術後 平面性の差異を捉えて頂ければ良いのでしょう。

 

 

 

 

 

  歯原性由来の顎関節症でしたので、歯を治したら変わります。(治ります。)

  咬合異常も治り、高径も復活し、顎関節症も治った。

   

  院長に聞けば、歯原由来、歯の丈の問題だから歯の丈をどう戻すか考えただけ。

 

術前

 

術後 歯の形の形状を見て頂ければ…

   ま、拘る所って、色々とあるようです。

   ただ、作ればよいのか。目的を渡して作るのか…

   どう考えるのが、あるべき姿なのでしょうね。

 

院長に問いかけた所、歯の形態は歯科医と技工士に属すもので、それに対する決め事は特にない。

との事。

院長の拘りのせいか、このような疾患になってしまった場合、歯のデザインは、例え保険でも

大事にせざるを得ない場合もあるようです。但し、このデザインを具現化できたのは、ひとえに

患者が検査を受け入れてくださり、それに必要な費用を負担していただけたこと。これにつきます。

検査ぬきに拘る。さすがにそれは、無理との事でした。

検査を受け入れて下さったので、保険でも歯の形に拘る事が出来た。

そういった実際もあります。

この症例は、技工物は保険診療で。検査は保険に該当項目が無かったので、自費診療で

行う事になりました。基準は、検査ぬきには捉える事は出来ないとの事。

 

色々な価値観があるようで、難しいですね。

でも、基準がない中、補綴した結果、顎関節症になった。

翻って、基準を明瞭化した結果、顎関節症が治った。

さて、どちらが大切なのでしょう。

但し、基準を渡すための検査は、保険項目には無い事。これも、併せ、報告します。

どうぞ、一緒に考えませんか。

  

 

 

 何かを考えて頂ければ、嬉しく思います。

 

 サブリナでした(´・ω・`)

 

 

 

~風の便りとしてお受け止めください~

当院の記録であり、正しい考えを述べているわけではありません。

記録に対する、解説と承知ください。

             

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